花粉症の原因の花粉にはどんな種類があるの?飛散のピークはいつ?

2019年4月20日

花粉の種類と飛散のピーク

花粉症を引き起こす花粉には、スギ花粉、ヒノキ花粉、ハンノキ花粉、シラカンバ花粉、イネ科の花粉、ブタクサ花粉、ヨモギ花粉などがあります。

スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバは基本的には春の始め頃が飛散のピークです。

イネ科、ブタクサ、ヨモギなどは夏から秋にかけて飛散します。

ANSWER
むっちゃん
それでは、花粉症の原因になる花粉の種類や飛散のピークなどについて詳しく調べてみよう。

花粉にも色々な種類がある・いつまで飛散する?

むちゃネコ
毎年花粉症ってつらいよねー、鼻水でちゃうし目もかゆいし・・・
むっちゃん
花粉症に掛かったことのある日本人は全体の40%程もいると言われてるくらい、国民病と言えるね。その患者数は年々増えているとも言われているよ。

今や多数の日本人が苦しんでいる花粉症。

くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどつらい症状を引き起こすので、毎年春になると憂鬱という人もいるのではないでしょうか?

冬を超え暖かくなってくるにしたがって、日本中に飛散しまくりあらゆる人に花粉症を発症させる厄介な花粉ですが、実はその種類にも色々あるのはご存知でしょうか?

今回は様々な花粉に種類を、日本に留まらずに海外でも流行っているものも含めて紹介していきたいと思います。

スギ花粉、日本人に最も花粉症を発生させる花粉

むっちゃん
一番患者数が多いと言われているのがスギ花粉症だ。本州でも大半の地域で飛散するよ。
むちゃネコ
ぼくもスギ花粉の時期が一番つらいよ!

現在日本で最も多い花粉症がスギ花粉によって引き起こされるスギ花粉症です。統計では2500万人もの人がスギ花粉症を患っていると言われています。

スギの花は6月頃に形成されはじめ、11月頃に成熟し、そして冬の間は休眠時期に入り、冬が終わるに従って開花し始めます。

スギは2月上旬から4月下旬まで花粉を飛散させ続けますが、飛散のピークは3月頃になり、この時期が本州のほとんどの場所で花粉症のピークでもあります。

ちなみに欧米ではスギがあまり分布してないこともあり、スギ花粉症は非常に稀です。

ヒノキ花粉、スギ花粉のピークが過ぎて出てくる2番バッター

むちゃネコ
やっとスギ花粉が減ってきたと喜んでるとヒノキ花粉がすぐくるよね・・・
むっちゃん
ヒノキ花粉はスギ花粉から1ヶ月ほど遅れて飛散のピークを迎えるからね。

日本でスギ花粉に次いで、花粉症を引き起こすのがヒノキ花粉です。

ヒノキの人工林の植林面積はスギの半分と言われており、福島県以南から九州の南部まで幅広く分布しています。

ヒノキの花は夏になると形成されはじめ、スギに1ヶ月ほど遅れて花粉を飛散させ始めます。

飛散のピークは3月下旬から4月上旬となり、スギ花粉が収まって来たと思ったら今度はヒノキ花粉という、花粉症患者にとってはつらい2段構えですね。

またヒノキは日本と台湾にしか分布していない種でもあるので、必然的にヒノキ花粉もその国だけにしか飛散しません。

ハンノキ花粉、スギやヒノキに隠れてるレア花粉

むっちゃん
スギやヒノキとおんなじ時期にハンノキ花粉というのも飛散しているのを知っているかい?大分マイナーだけどね。
むちゃネコ
聞いたこと無いけど、もしかしたらぼくもハンノキ花粉で花粉症になってるかも!

ハンノキという名前を聞いたことがない方も多いと思いますが、この木も日本全国に分布していてハンノキ花粉が花粉症を引き起こします。

1月~4月にかけて花粉を飛散させますが、スギやヒノキのピークと重なっているのでハンノキ花粉症が話題になることは殆どありませんね。

北海道ではスギは少ないので、北海道でスギ花粉の時期に花粉症になった場合はハンノキ花粉症の可能性が高いです。

ハンノキ花粉は関東で比較的多く飛散するので、スギ、ヒノキ、ハンノキの花粉の飛散時期が重複する3月下旬辺りの関東は、花粉症患者にとってはつらい環境と言えそうです。

シラカンバ花粉、北海道で主流の花粉

むちゃネコ
北海道にはスギとかヒノキの花粉はないんでしょ?いいな~
むっちゃん
そのかわり北海道にはシラカンバ花粉というのがあるね。

北海道で主流の花粉症の原因となる花粉は、シラカンバ花粉になります。

飛散時期は4月の下旬から6月の上旬になり、北海道では年々シラカンバ花粉症の患者が増えていると言われています。

ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなどの北欧のスカンディナヴィア半島ではこのシラカンバが多く分布しているので、シラカンバ花粉症の患者多くなっています。

草本花粉、木だけじゃなくて雑草も花粉を飛散

むっちゃん
今までは木の花が出す花粉の話だったけど、実はそこら中に生えてる雑草も花粉を出すんだ。
むちゃネコ
ええ!?雑草ってぼくの家のすぐそばにもたくさん生えてるよ・・・

実はいままで紹介していた花粉は全て木についた花が飛散させる花粉ですが、それだけではなくて背の低い雑草も草本花粉という花粉を飛散させています。

基本的に高い所からかなりの広範囲に渡って飛散させる木と違って、背の低い草なので周囲の数十メートルまでしか花粉は届かないとされています。

草本花粉の種類としては、イネ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉があり、イネ花粉は5月から9月の夏頃、ブタクサ花粉とヨモギ花粉は8月から10月の秋頃に飛散し花粉症を引き起こします。

ヨーロッパではイネ科による花粉症が、アメリカではブタクサによる花粉症が比較的多いと言われています。

まとめ

むっちゃん
花粉症の原因になる花粉の種類や飛散のピークについてまとめてみたよ。
 
むちゃネコ
花粉って言ってもいろいろあるんだね。
むっちゃん
実は日本において花粉症の原因になる樹木の大半は、戦後の高度経済成長時代の需要を補うために人為的に植林されたものなんだ。
むちゃネコ
ええ!?じゃあ昔の人が木を植えなかったら、こんな花粉症の患者も増えなかったの?
むっちゃん
まあ当時には当時の事情があった訳だし、未来にこんな花粉症が大問題になるなんて推測するのは難しいね。
ちなみに殆ど花粉を飛散させない「無花粉スギ」や「無花粉ヒノキ」なども現在開発されてるよ。
むちゃネコ
そんなのがあるなら今すぐ増やしてほしいなあ~。
むっちゃん
まあ木が育つのも時間が掛かるし、大量に植林するのもお金がかかるから、今すぐどうこうはならないかもね。ただ100年後くらいには花粉症はなくなってるかもしれないよ。